Bebobを試しました

Bebobの魅力は、デザインに全てが集約されていると感じました。
 
まずは、なんといってもそのサイズ。
とてもコンパクトで軽量、しかし電源容量は今のトレンドをしっかり抑えている絶妙なバランス。
  

容量は

という3バリエーション。
値段も随分と押さえ込んできているのが好印象です。

カラーリング

 カメラ機材は目立たないことを優先にデザインされているのでしょうから、黒だったり深い青だったりといったものが大半です。

そんな中にあって、Bebobは黒いボディにシルバーのシールで詳細を表示しています。

涼しげなカラーリング。
筆者は、ものを一カ所に集める方なのですが、そうすると同じようなものばかりが一カ所にあるため、急いでいるときに何処に何があるかを見つけることに窮することがあります。
なので、シックでいて控えめだけど目立つBebobのカラーリングに
上手いな、と感心しました。

遊び心のあるライト機能

バッテリーチェックボタンをダブルクリックすると、バッテリーのマウント側にあるライトが点灯するギミックがついています。
暗いところでもバッテリー交換がはかどる事と間違い無しのこの機能。あったら便利だけど、敢えて付けようなんて考えたことも無かった、と膝を打ちました。ちょっと悔しい。
再度ダブルクリックすると消えます。

どちらからでも刺せるD-TAP

DTAPの形状も良く出来ていてダブルDTAPと呼ばれるものだそうですが、右だしでも左だしでもコネクタの向きに関係なく出したい方向に出せる優れもの。
これがあると変にケーブルを回さなくて良いので、すごく助かります。
そして極めつけなのが、ダボが正面4隅、受けが裏面4隅にあり、スタックするときに簡単にズレずにおいておけるという、ある種ムダとしてそぎ落とされそうな部分をしっかりデザインとして採用しているところ。
これこそ、デザインの妙。何だか感動すら覚えます。

バッテリーを二つマウントしてリレー交換が出来るアダプター

これでRED VOLTは要らないか?

林 和哉

映像プロデューサー・ディレクター・俳優
脚本・撮影・編集・合成など多岐にわたる知識と、撮る側と撮られる側の心理の違いを明確に把握し指摘する演出で、独自の世界観を表現した作品を制作、長編映画「警泥」が'08上海国際映画祭アジア新人賞入選など、国内外で評価を受けている。 映像専門雑誌への執筆も多く、専門学校や各種映像セミナーで後進の育成にも積極的で、講師経験も豊富。

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